まさき盆踊り大会2017

平成29年の夏は全国的に天候が不順で、朝からギラギラとした太陽が照り付ける日が少なく、日本列島各地で集中豪雨ともいえる大雨により災害が発生しています。

「まさき盆踊り大会」も準備の段階から天候に振り回され、8月7日に予定した全体会も台風5号の襲来で中止せざるを得なくなり、開催の当日も朝から雲行きが怪しく、天気予報を何度となく見ても好天は望めず、翌日の予報も思わしくない中で順延を決定しました。

順延の16日夜中には大雨が降り、果たして開催できるのか不安ではありました。予報には傘マークもなく午前7時30分に実施を決断し、午前8時に集合して頂いた多くのスタッフで会場設営に着手しました。そしてこの日、多数の町民の皆さんと共に、無事盆踊りと大浦の蛇演舞を楽しむことができたことを、天の神様に感謝した次第です。

【準備編】

<行灯>

町民である平松さんの作である行灯は盆踊りの風物詩てあり、なくてはならないものとなっています。

毎年6月下旬頃に正木小学校へ、聖徳学園大学学生さんが実習に来られます。実習の一環として、前年の行灯に貼られた絵を剥がすお手伝いをお願いしています。(6月29日HP投稿欄をご覧下さい。)

 

新たな行灯の絵は、例年正木小学校児童に描いて頂き、今年も多くの作品が届きました。その中から優秀作品の児童を、当日の開会式で表彰します。今年は12名の児童が対象となりました。児童の力作は7月30日に理事がホールに集まり、108の行灯に丁寧に貼り付け作業を行いました。

 

 

 

<やぐら>

長年櫓の四方に飾り付ける提灯の電気配線が古くなり、安全のために新調しなければならず、このため、今年度早々に新井区の有志で全ての電気配線と櫓の飾りを造って頂き、これらに新規購入したLED電球をセットしたところ、会場が明るい雰囲気に生まれ変わりました。

 

 

【開会式編】

今年も正木小学校太鼓クラブ(指導者田路さん)のオープニング演奏により盆踊り大会が始まりました。

 

主催者である味岡自治会長の挨拶に続き、行灯の絵優秀児童12名への表彰を執り行いました。

 

 

ご来賓は松井羽島市長さんを始め、国会・県会・市議会の議員さん、小中学校長・市教育長・市自治会長・JA支店長・警察交番長さんの出席を仰ぎ、ご祝辞を頂きました。

 

【行灯点灯編】

来賓並びに自治委員さんの手により、108灯に火入れを行って頂きました。行灯の明かりは時間が経過するにしたがって、お盆らしく幻想的な情景を創り出します。児童のご家族も多数鑑賞され、中にはカメラに収められる姿もありました。

 

 

【踊り編】

今年の踊りの曲目は、「郡上踊り(春駒)・(かわさき)」、「炭坑節」、「きよしのズンドコ節」、「アラレちゃん音頭」、「アンパンマン音頭」、「おさかな天国」、「ダンシング・ヒーロー」、「正木音頭」、「羽島音頭」の10きょくです。

踊りの先導指導は、すみれ民踊クラブ・清流の友・正木泉会・正木音頭保存会の皆さんにお願いし、多くの老若男女が汗だくで楽しい一時を過ごして頂けたと思います。

 

 

 

【バザー編】

今年のバザーは、飲物が文化芸能、スーパーボールがスポーツ少年団、フライドポテト・ポップコーン・から揚げが青少年育成部会、かき氷が子ども会、焼きそばが羽中PTAと理事、綿菓子が市役所地域担当職員、フランクフルトが正木小PTA、みたらし団子が社会福祉、農産物販売がJAの皆さんの協力によりました。

またね正木町の四大行事には少年隊が活躍してくれています。盆踊り大会での活躍場面です。町民運動会も宜しくネ!

 

 

 

 

【第二会場(正木小グランド)編】

コミセン駐車場での踊りは8時過ぎに終了し、来場者を正木小学校グランドへとご案内しました。上大浦・大浦新田両区による「火ふく大浦の蛇」雄雌の演舞を披露して頂きました。今年7月1日コミセンホールで、大浦新田区の則竹節先生に「大浦の蛇」の歴史について講演をお願いしました。多くの町民の皆さんは、この実演を観られ理解が深まったと思います。(講演は7月3日HP投稿欄をご覧下さい。)