平成二十八年度羽島市水防訓練が、5月15日(日)午前8時30分から桑原町小藪地内の木曽三川公園桜堤サブセンターで開催されました。
毎年水防訓練は、出水期(概ね6月~10月)を迎える前に実施されますが、近年は出水期に限らず一年を通して局地的で異常とも考えられる降雨が発生しています。
羽島市は一級河川木曽川と長良川に挟まれ、この二大河川は流域が大きく、羽島市の上流部で長時間の大雨が続くと、市域に雨が降らなくとも河川の水位が上昇し、木曽川右岸堤防や長良川左岸堤防が危険な状況になりかねません。また、市内の中小河川では短時間の大雨で越水や破堤の心配があります。このことから、市民の生命財産を守るための水防団の力が必要不可欠であります。
正木分団では、今井田分団長を始めとして30名の団員が、正木町民のために安全で安心して暮らせるようご尽力を頂いています。
今年度の訓練では、正木分団は「返し折り工法」を実施しました。この工法は、河川堤防天端に発生した縦方向の亀裂拡大を防ぐものです。
また、今年度は少年少女水防隊も訓練に参加しました。正木町の隊員も一生懸命土のうつくりに汗を流しました。